あいつ今何してる？第6回レ・コンビン - 一生コンサドーレブログ #consadole

2012オフ。札幌はビンに対して入団テストオファーを出す。が、断られる。しかし、諦めない。13年途中に期限付きオファー。加入が決まる。初のベトナム人jリーガーに。

今は東南アジア圏の選手がjでプレーするのが珍しくなくなってきたが、当時はベトナム人なんて戦力になるのか？と思っていた。たぶん戦力にならなくても、東南アジア圏のスポンサーが獲得を見込めるからだったのだろうか。

そして思惑通りレコンビンフィーバーが起こる。ベトナム人が観戦に来たりスポンサーを獲得したり。興行面で貢献。札幌の名がベトナムに広まった。

一方、プレー面は。

初先発した試合で初得点、前半で2枚貰い初退場したり。

シーズン途中ながら適応し、チームプレーに徹せる選手だと感じた。セットプレーキッカーも務めた。

そして、j2プレーオフをかけた最終節。

このゴールが決まっていれば、、、チームは引き分け。プレーオフ圏を逃す。

シーズンオフ。レコンビン本人一度は契約合意するものの、ベトナムのクラブでプレーすること希望。最終的にクラブは諦めベトナムに復帰。後味の悪い去り方となってしまった。ちなみにこの時、小野の加入が決まっていた。

祖国に戻ってからは、国内で活躍。ACLで日本のクラブと対戦するなど。懐かしい名前だなぁと思った。

2016年限りで引退。31歳。一部昇格を決めたチームの会長に就任。

コンサドーレ札幌で学んだプロフェッショナルを生かしてほしいところ。

いままで東南アジア圏の選手ではステファノ、イルファンがいたが、jレベルであったのはレコンビンのみ。

7月に加入するチャナティップ。今年のACLで鹿島相手に活躍していたがjでどれほどやれるのか。楽しみ。