あいつ今なにしてる? 第11回 ナザリト
見てて苦しかった。
コロンビア出身のストライカー。14年に岐阜に加入。徹底した縦ポンサッカーでナザリトシステム形成。
17得点を記録。
翌年札幌に加入。前年外国籍を生かしきれなかったチーム状況だったため、期待は高かった。都倉ナザリトの最強2トップ形成や!
開幕戦で2ゴール。エメルソンやダヴィに並ぶ伝説に選手なるかと思われた。が、しかしチャンスを外しまくる。ドフリーでヘディング叩きつけてゴール上にいったり。都倉がトップ下気味でゴールに専念できてなかったりと、批判が出始める。
バルバリッチ監督の求めるサッカーにはナザリトは合わない。前線での守備が出来なかった。
第6節の東京V戦で奪った得点がまさか札幌での最後の得点になるとは、この時は思いもしなかった。
都倉が1トップで出る試合が多くなり、ベンチを温める日々が続く。さらに怪我。
が、中盤戦から都倉がスランプに陥る。4か月もゴールを奪えなかった。その期間中、相対的にナザリトへの期待が謎に上がった。
そして満を喫して復活。監督交代も重なり出場機会を掴み始める。が、点を奪えない。
守備はこなせるようになったが、岐阜時代に見せたナザリトらしさは消えてしまった。
草津戦。
本人もゴールを奪いチームも復調・・・しかしそう簡単にうまくいかないのがフットボール。
ここでPKを決めてればプレーオフ圏内に潜り込めてたというのは禁句。試合終了後には涙。正直サポーターもお前が蹴るんかい的な雰囲気を出してたのも問題。
小野トップ下都倉ナザリトの2トップの3人で攻撃するサッカーも機能せず。
シーズン終了後に戦力外。ナザリトを生かすなら縦ポンのサッカーで良かった気が・・・。それこそ今年いたら活躍できた。
現在はコロンビア1部でプレー。ダニルソンもこのクラブ加入した。
ジェイの加入が決まった。しかしどこか都倉ナザリトの2トップ並みに機能しなかったら・・・とか思ってしまう。