2012年とのデータの比較で読み取る連敗脱出への道
リーグ戦3連敗。降格圏が近づいてきておりチームに嫌なムード。
ネガティブになってしまうのは仕方ない。が、2012年に比べたらマシ。負けを重ねた2012年のデータを見てみよう。なにか改善点が見つかるかもしれない。
12節までの成績は1勝1分11敗。もう二ケタ敗北していた。一方、今年は3勝3分7敗。成績的には今年が上。
次に内容面を見てみよう。
どちらもクリア数が上。(今年は1位、2012は2位。)
2012年はボール支配率、パス、ゴール、シュート、枠内シュート、セットプレー、クロスがほとんど下位に沈んでいる。(18チーム中)
これじゃあ攻撃のチャンスが作れず守備の時間が増え失点を重ねるのもわかる。クリア数が増えるのも納得。
一方、今年はクロス数が1位。ドリブル数や30m侵入回数も上回ってる。徹底してサイド攻撃を貫いているのが読み取れる。その結果コーナーキックの数も増えている。
サイドを崩して都倉が決める・・・開幕してからチームが掲げてきたサッカーだがここのところ研究されてきている。どう解決するのか、データを比較してわかったことがある。
意外なことに攻撃回数が2012のほうが上回ってる。サイド攻撃に拘りすぎて他の攻め方がないのでは?効率的な攻めが出来ているとも読み取れるが。
またインターセプト、オフサイド数も今年のほうが少ない。ラインを低く設定しすぎなのではないか?ブロックを形成するのもいいが間延びが今シーズン目立つ。そこを突かれて失点はもうやめてほしい。
いろいろ書いたけどほとんどは今年のほうが優れてる。ただし学ぶこともある。サイド一辺倒のサッカーを続けていいのかと。
自分たちのサッカーを貫いてぼこぼこにやられた2012年から学ばないと。
決して批判したいわけではない。サイドアタックはj1で通用している。しかし、鳥栖戦みたいにサイドを生かせなかったとき、どうするかが一番の課題。都倉が孤立してしまう。
個人的にはもっと中央でのボールの触り方を工夫してほしい。鳥栖戦のようなただ横にパスを預けても怖くない。兵藤のようにボールをテンポよくサイド渡したり、キープして時間を作ったりと。こういうプレーは早坂が得意だと思う、が、また持ち味が腐る右ウィングでの起用なんだろうなぁ。
ルヴァンの出来的にサブには期待できない。先発メンバーの奮起、新しい攻めの形に着目していきたい。
ヘイスー!はやく戻ってきてくれー!