【第19節 VS浦和レッズ戦】都倉の4月以来のゴール+ジェイの初得点で浦和に勝利!
満足
2017年 j1 第19節 北海道コンサドーレ札幌VS浦和レッズ
札幌2-0浦和 観客数33353人
前半32分 都倉賢(6)
後半43分 ジェイ(1)
先発
GK 25 ク・ソンユン
DF 15 菊地直哉
DF 2 横山知伸
DF 24 福森晃斗
MF 23 マセード
MF 10 宮澤裕樹
MF 6 兵藤慎剛
MF 38 菅大輝
MF 18 チャナティップ
FW 9 都倉賢
FW 11 ヘイス
控え
GK 1 金山隼樹
DF 35 進藤亮佑
MF 19 石井謙伍
MF 4 河合竜二
MF 44 小野伸二
FW 13 内村圭宏
FW 48 ジェイ
前半7分横山→進藤
後半18分チャナティップ→ジェイ
後半30分都倉→小野
札幌vs浦和の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2017年7月29日):Jリーグ.jp
札幌、3万人超の札幌ドームで完封勝利。浦和はアクシデントが響く格好に
浦和のほうは22日に前倒しで開催された明治安田J1第22節を戦ったものの、ホームの札幌にとっては前節(・大宮戦/2-2)からおよそ3週間のインターバルが空いての試合。J1残留圏内ギリギリの15位という立場であり、今節の結果次第では16位に転落する可能性もあるだけに、中断期間明けのこの試合をなんとか浮上の契機にしたいところ。一方で浦和のほうも、AFCチャンピオンズリーグではベスト8まで勝ち上がる強者ぶりを示しながらも、リーグ戦では暫定8位と不本意な状況。こちらも流れを変えるきっかけが欲しい状況だ。
真夏のデーゲームではありながらも、会場は空調設備が整った札幌ドームとあって、条件は良好。それが手伝って、立ち上がりから両チームがフレッシュに走り回り、選手もボールもよく動く好ゲームが演じられた。タイ代表MFチャナティップがボールを持つたびにも、スタンドが沸いた。
先に決定機を作ったのはアウェイの浦和。9分、左サイドの関根 貴大のクロスを武藤 雄樹が頭ですらして惜しいシュートを放った。そのプレーをきっかけとして、試合の主導権をアウェイチームが握るようになる。興梠 慎三にボールを預け、そこでの正確なポストプレーから着実に敵陣を脅かしていった。
しかしながら、札幌も献身的なハードワークで応対。ボールこそ浦和に動かされながらも要所ではしっかりと体を張り、決定的なプレーは許さない。そうやって我慢を重ねて均衡を保ち続けた。
そしてその札幌がスコアを動かす。32分、福森 晃斗が蹴った左CKに都倉 賢が頭から飛び込んでゲット。3万人超が詰めかけたスタンドは一気に総立ちとなり、スタジアムの雰囲気もより一層高まった。浦和がレッドカードによる退場者を出したこともあり、ホームチームが試合の流れを得ていく。
数的不利、そして1点のビハインド。そうした展開を受け、浦和は後半から3名の選手を一気に投入して状況の打破を試みる。ズラタン、宇賀神 友弥、那須 大亮というフィジカルの強い選手を同時に組み込み、プレー強度を高めた格好だ。
だが、ここでアクシデントが浦和を襲う。後半開始直後のセットプレー時に投入したばかりの那須が負傷し、プレー続行が不可能に。交代枠も使い切っているため、自動的に浦和は9人での戦いを強いられることに。
しかし、この展開でも互角に近い内容で戦いを進めるのだから、浦和の地力はやはり大したものである。二人少ない状況にもかかわらず、粘り強くボールをキープしては好機を何度も作っていた。
とはいえ、やはり二人少ない状況での戦いというのは厳しく、88分に札幌の新加入FWジェイに頭で押し込まれて勝負あり。33,353人の観衆が詰めかけた札幌ドームで、札幌が浦和から勝点3を奪った。
横山負傷退場、次節ソンユン出場停止は気になるところだがナイスゲーム。欲しかったのは勝利。
デビュー戦となったチャナティップは悪くない出来。ゴールが欲しい。
ジェイ都倉のWエースのゴールはうれしい。
相手の退場+負傷退場で11vs9の構図だったが何度か危ないシーンがあったのは残念。
MVPは菊池。横山の穴をうまく埋めた。