一生コンサドーレブログ #consadole

コンサドーレ札幌について。

j2での戦い方マニュアル  #Jleague #Jリーグ

j2は熟知。

 

 

毎シーズン、j1常連クラブが降格することが当たり前となっている。一昨年は清水、去年は名古屋。ほとんどのクラブはj1に戻り、j2での経験、勝ち癖を生かしj1優勝を遂げたクラブもある。(14年ガンバ、11年柏)

 

J2を勝ち抜くポイントを書いていく。今年の名古屋の例を挙げて書いていく。

 

①毎試合勝って当たり前と思わない

これが大事。自分達はあくまでj2の1つのクラブということを自覚しなければならない。最初は他のj2クラブからチヤホヤされる。そうすることによって「自分達は特別なクラブなんだ」というj1では経験しないような気持ちになってしまう。その結果、負けてもどうせ昇格するやろなどムードがチームに漂う。都合の悪いことを自分達は特別なクラブだからという理由で目を瞑る。そしていつの間にかj2の沼に沈んでしまう恐れがある。

 

 

 

②j1を見通してサッカーをしてはいけない

昨シーズン、清水が昇格した要因として小林監督の存在が大きかった。j2で戦いを熟知しており、まずは守備の構築から入った。序盤はサポから批判を受けていたが、後半戦は勢いにのり結果昇格。今シーズン、j2時代の守備ベースを生かし健闘している。

これだけ見れば、風間監督のパスサッカーはだめなの?と思うかもしれない。しかし、私は疑問に思っている。なぜ風間監督に任せたのか。守備の構築なしでj1に昇格できたチームはいない。風間監督がj1昇格を通過点として考えているのではないか?それで昇格できるほどj2は甘くない。

確かに風間監督は結果が出るまで時間がかかる。川崎1年目は中位。j1なら1年目なら残留できればいいかもしれない。ただ、j2では昇格以外の結果は意味がないのである。1年目の昇格に失敗すれば主力は抜ける。

清水はプライドを捨てj2で勝てる戦い方に徹した。j1昇格を掲げるなら風間監督は適さない人材であろう。

 

 

 

j1昇格を逃して痛い目を見たクラブは最近だとジュビロ磐田が挙げられる。14年、前年に降格し、j2優勝を目標に挙げた磐田。チームやサポーター含め優勝して当たり前という気持ちがあったかもしれない。名波監督は解説のとき、「j2優勝シャーレをオークションを売る」なんて発言をした。

しかしチームは昇格を逃した。当然、他サポから馬鹿にされた。

翌年、昨シーズンから監督に就任した名波監督は去年の反省を生かし、j2昇格を目標にしたサッカーに徹した。ジェイやアダイウトンといったタレント頼り。j2から抜け出したいならそれでいいのである。結果、チームは昇格。16年は残留を目標に臨み見事残留。今年は中村俊輔らを獲得し自分達のサッカーの形成に取り組んでいる。

自分達のサッカーを掲げて昇格したのは最近だと湘南。が、j1初年度は躍進したものの、2年目は主力が抜けさらに湘南スタイルも研究されたためj2降格。今シーズンはj2に戦いの舞台を移した。

 

 

 

 

 

自分達のサッカーかj2で勝てるサッカー。どちらが正解かとは言えない。

去年、札幌はj2で勝つサッカーを掲げた。結果、昇格。が、最終節。終盤ボールを回し時間を稼ぎ引き分けで昇格を決めた。当然他サポから批判を浴びた。なぜこのようなことをしたのか。それは「j2残留は地獄」ということを知っていたからだ。昇格に失敗すれば主力は抜ける。期待の若手も抜ける。それを毎年のように経験している。昇格以外はJ2では意味がないのである。

 

j2も悪くないな、なんて思ったら沼に浸かってきている危険信号だ。j2を楽しむなんて言い出したらさらに危険。目先の昇格という目標のために、チームを支えてほしい。

 

 

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