なぜ上原慎也は並の選手になったのか
おーうえはらー。
上原慎也は札幌のDF。が、今年は186㎝もある高さを生かしてパワープレー要員。カップ戦では得点も。
最近だと2015年のロスタイム千葉戦のゴールが印象深いか。
しかし、私には忘れらない上原の姿がある。それは2013年まで遡る。
プロ5年目となる2013シーズン。前年、FWとしてj1で高さを生かしスーパーサブとして活躍。今後の札幌を引っ張る存在になるために背番号を26→14へ変更。期待の表れ。
序盤から主力して起用され前線のターゲットマンに。が、チームは調子は上がらない。
さらにサイドバックにけが人続出。そこで白羽の矢がったのは上原のサイドバックコンバート。キャンプでは何度か試されていた。
出始めのころは守備面で難がありいまいちだったが、次第に克服。
左サイドバックで覚醒。攻撃面での高さ、スピード、シュートは守備面を補うほど素晴らしかった。40試合5ゴール。
あの時の上原はボールを持つたび、わくわくするプレーを見せてくれた。
2014年に大怪我。左ひざ前十字靭帯損傷。そこから上原の選手生命が狂ったように思う。
着地のフォームが以前と変わった。
j1の舞台でもう一花咲かせてほしいところ。このままでは終われないのは本人が一番わかってるだろう。やってくれると信じてる。