奈良竜樹との再会 #frontale
なーらならならならたつき。
先日川崎戦が行われた。札幌は負けてしまったものの一つ嬉しいことがあった。それは奈良竜樹との再会だ。
ユース出身で愛着のある選手。j1の舞台で堂々とプレーし、札幌の攻めを何度もシャットアウトする姿は考えさせるものがあった。
2012年、前回のj1の際のDFリーダーは奈良であった。前年二種登録ながらj1昇格に貢献。主力が抜けプロ1年目ながらも重要な役目を背負うことになった。
しかし、序盤からチームは勝てない。奈良自身も低調なパフォーマンスが続きスランプに陥る。多くの失点に絡むことになる。
j1昇格時に見せたようなプレーは消え、その姿は自信無さげに見えた。
13年j2に戻る。前年を引きずっていないか心配であった。しかし序盤から主力として活躍。安定したプレー。
14年には3バックの一角として出場。試合に出るたび成長が感じられた。
そして15年FC東京へ期限付き移籍。ステップアップとなる。ほぼ片道。
j2では屈指のパフォーマンス。今度こそj1の舞台で活躍してくれるだろうと思っていた。
しかし、この年奈良はリーグ戦に出場することはなかった。壁にぶち当たった。
あまりに出れてなかったのでシーズン途中にレンタルバックする話になった。
なによりこのままだと五輪メンバーに選ばれない可能性が出てくる。
16年川崎に移籍。札幌サポからは奈良はj1じゃ厳しいなどの声があったが私は活躍してくれると思っていた。
そして序盤から出場機会をつかむ。堂々たるプレーは札幌サポに勇気を与えた。
しかし、途中に大怪我。リオ五輪本戦に出場することが厳しくなった。本当に悔しかった。
そして今シーズン。札幌との再会。
何回も挫折を味わってきた奈良。川崎サポからしてみたら1人のDFとしか捉えられていないのかもしれない。
しかし、北の大地から大勢のサポに愛されていることを忘れないでほしい。もっともっと成長してくれると思う。
そしていつしか帰ってくることを期待している。