黄金の左足 福森晃斗
すんごい男
カピバラ。
浦和戦でのFKは芸術的。
札幌に加入してたから精度の高い左足から繰り出されるセットプレー、ビルドアップ、フィード。ポーカーフェイスに眠る熱い魂。今一番私が札幌でお気に入りの選手である。
経歴
2011年川崎フロンターレに入団。川崎での4年間のプレーをあまり知らないサポが多いと思うが、私は川崎時代もこの選手のプレーを追っていた。とはいうものの通算16試合しか出場せず年間数試合しか出てなかったので追うもくそもないと言われるかもしれない。ただ、出場した際に精度の高い左足。粗削りなポテンシャルを持っている。そしてカピバラみたいな顔。他サポだけどお気に入りの選手だった。14年の仙台戦。コーナーキックからヘディングで合わせたプロ初ゴールを今でも覚えている。
そして15年札幌に期限付き移籍が発表。主力の奈良の移籍が発表されだれか取るのかなぁ~とは感じていた。。さらに14年終盤3バックで戦っていた札幌を見て、湘南の丸山(現東京)みたいな制度の高いキックを蹴れる選手がいたらな~と思っていた。そして、公式サイトを見て驚いた。福森!?!?!?あの福森!?!?と。ドンピシャじゃねーか!よくやったフロント!このシーズン大型補強をした札幌にとって地味であったかもしれなかったが、私は一番の補強になると確信していた。なにが言いたいかというと私はすでに福森が活躍することを予測していたのだよ!!!!1
コンサドーレでの活躍
開幕戦。3バックの左に入った福森は制度の高いフィードで得点の起点となり勝利に貢献。ただロスタイムに足を滑らせボールを奪われ失点の原因になったのがよほど悔しかったのか、みんな喜んでいる中福森だけは泣いていた。野々村社長に肩を叩かれるシーンを見て、確信。今シーズンこの選手を贔屓して試合を見ようと。第3節。福岡戦で終盤相手選手のボールをカットしてゴール。この時、福森のファンになった人が多いであろう。が、私はなんか悔しかった(涙)奈良なんかいらなかったんや!福森最高!という声もあった。
このシーズンの札幌はDFのけが人が目立ち、フル稼働となった。その結果、精彩を欠いたプレーにより失点に絡んでしまうなど、叩かれがちでもあった。武器であるセットプレーもキレがなくなっていった。そして、チームは昇格を逃した。期限付き移籍だったのでこの経験を生かして川崎で活躍・・・すると思いきやまさかの完全移籍。左サイドバックには車屋、登里ら実力者がいるため余剰戦力となるのを懸念し、本人のためを思ったのであろうか。めちゃくちゃ喜んだ。
16年昇格シーズン。3バックの一角としてセットプレー、フィードあらゆる面で貢献。弱点でもあった守備で一発で取ろうとするくせもなくなり、守備でも心強い存在へ!昇格へのキープレイヤーであった。息子の成長を見てる気分。
浦和からのオファー、そして今シーズン
16年オフ。浦和レッズからオファーが届いた。DFにビルドアップが求められる浦和のサッカーにとって左足で制度の高いキックができる福森は獲得したかったと思う。ペドロビッチ監督も交渉に望んだ。ただ、福森の意思は札幌でJ1を戦いたいという気持ちしかなかった。残留。しかし浦和戦で活躍したからまたオファーが届きそう。。。福森は絶対にあげないぞ!!!
今シーズン、福森の左足はチームの一つの武器となっている。頼もしい。川崎サポからしてみればあの福森が!?なんて思ってるかもしれない。ただ札幌で成長したのもそうだが川崎時代の経験もいまに繋がっていると思う。川崎サポも福森のことをこれからも応援してほしい。
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