甲府GK河田晃兵に完全移籍オファー 交渉は大詰め段階
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Ｊ１北海道コンサドーレ札幌が、来季Ｊ２に降格する甲府ＧＫ河田晃兵（３０）の獲得に乗り出していることが１２日、分かった。クラブ幹部が同日、「完全移籍のオファーを出している」と明言したもの。交渉は順調に進んで大詰めに入っており、近日中に結論が出る。
河田は甲府で今季、Ｊ１で１１試合に出場。終盤の９戦にはフル出場するなど、定位置を確保した。しかし、チームは１６位に終わり、６年ぶりのＪ２落ちが決定。今季で契約が切れることもあり、札幌が獲得に乗り出した。
札幌は韓国代表ＧＫク・ソンユン（２３）の残留こそ決まっているが、金山隼樹（２９）がＪ２岡山、杉山哲（３６）が関東１部・東京ユナイテッドへ完全移籍する。ＧＫの補強は優先事項の一つだったが、クラブはその人材を厳選。２人の“後釜”としてではなく「ソンユンと勝負できる実力と、定位置を争えるモチベーションの強さを兼ね備えた選手」をリストアップし、その一番手が河田だった。クラブ幹部は「２番手ＧＫとしてを前提には考えていない」と、クと真っ向勝負できる人材と期待し、交渉成立を願った。
河田獲得となれば、クと、今季Ｊ２愛媛に期限付き移籍し、復帰予定の阿波加俊太（２２）との３人体制で来季に臨む。Ｊ１定着を目指す２０１８年の布陣を固めるべく、札幌が動きを進めている。
◆河田 晃兵（かわた・こうへい）１９８７年１０月１３日、大分市生まれ。３０歳。大分鶴崎高から福岡大に進み、２０１０年にＪ１Ｇ大阪へ加入。１２年にＪ２福岡、１３年はＪ１甲府でともに期限付き移籍でプレー。１４年にＧ大阪へ復帰し、１５年にＪ１甲府へ完全移籍した。Ｊ１通算８４試合出場、Ｊ２通算１０試合出場。１８４センチ、７３キロ。右利き。
＜サポーターの反応＞
・河田かー 来てくれるかな？
・セカンドキーパーではなくソンユンと勝負できる人材を探してたのか。
・来期はGK3人体制か・・・
今季11試合出場。ポジションを奪われていたものの終盤9試合はフル出場。しかしチームはj2降格。
プレースタイルは金山と似てる。当たればめっちゃ止める。
セカンドキーパーとしてではなくソンユンと真っ向から勝負できる人材として。こんなこと言われたら甲府愛の高い河田とはいえ気持ちは動いてしまうのかも・・・。
しかし来期はGK3人体制か。ユースGKを二種登録するだろうけど不安だなー。
