一生コンサドーレブログ #consadole

コンサドーレ札幌について。

札幌の守護神 ク・ソンユン

スパイダーマン

 

 

2013年セレッソ大阪にU-18から入団。身長195cm。二年間所属したもののトップチームにはキムジンヒョンという同じ国籍のキーパー、また外国籍上の関係でなかなか試合に絡めずセレッソ大阪を去った。14年のオフにはj1、j2ら複数のチームが獲得に乗り出し、競合の末、コンサドーレ札幌に加入が決まった。当時、正GKであったイ・ホスンの湘南への移籍のため穴埋め的移籍なのかな~とこの時は思っていた。

15年開幕戦20歳でデビュー。韓国の評価として「Jリーグ初出場ながら好セーブを見せた」「堅守が光った」と称賛された。7月には東アジアカップに召集。ただこのシーズン、金山とソンユンというj2ではハイレベルなキーパー同士のポジション争いだったため、負け試合のあとにキーパー交代が多くモチベーションの保ちにくいシーズンだったと思う。またゴールキックの不安定さ、凡ミスによる失点などが目立った。

16年は開幕からハイパフォーマンスを披露。正直去年と同一人物とは思えないほど覚醒していった。それほど変わらなかったと見ていた金山との実力も試合に出るたび成長し開いていったのが見ていて思った。問題点であった凡ミスらも改善されていった。6月には五輪に出場し正GKを守りベスト8に進出したチームに貢献。正ソンユンじゃなかったら負けていた、いや昇格するできてなかったと思う。このシーズンのMVP。リーチ、手足の高さから考えられない俊敏な動き。スパイダーマンみたい。

 

オフにオファー

16年には鹿島アントラーズから移籍金一億を超えるオファーが届いた。jリーグの上位クラブは韓国のキーパーが主流となっていて、世代交代を進めていた鹿島にとって若手であるソンユンはピンポイント補強であった。レアルと善戦したチームから必要、そして評価されているというのは本人にとっても気持ちが揺らいでもおかしくないと思ったが、札幌でj1を戦いたいという思いからオファーを断った。

 

そして今シーズン

今シーズンビッグセーブ連発。チャンスを何本も防いでる。もっともっとソンユンが成長したいと思うことでチームも残留へ近づくであろう。そして札幌、いや韓国を代表するキーパーとしてこれからも頑張ってほしい。