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コンサドーレ札幌について。

櫛引一紀はなぜ名古屋で活躍しているのか

櫛引一紀は現在札幌からの名古屋へ期限付き移籍しているDFだ。今年は3バックの中央として風間サッカーを支えている。

 

 

この記事はなんで櫛引名古屋で活躍してるの!?という人となんでいままで櫛引活躍してなかっ

たの!?という人に読んでほしい。

 

札幌での活躍

 

2011年室蘭大谷高校から加入。当時の強化部長からセンターバックをメインだがサイドバックボランチも高いレベルでこなせる。今野(現ガンバ)のような選手と言われていた。相次ぐDF陣の負傷で5月にプロデビュー。後半戦にはスタメンを獲得し当時昇格争いしていたチームの守備を支えた。正直当時の印象はあまり残ってないが若いのにそつなくこなしてるなぁという印象だった。その勢いで10月にU-18代表に招集。しかし不在時に一学年下の奈良(現川崎)が台頭しそのまま出場することはなかった。あまり印象に残っていなのはこの選手の活躍が鮮明だったからだと思う。

 

2012年。主力DFが移籍し活躍を期待されていたが、当時守備崩壊していた暗黒期のチームでは活躍は望めず、多くの試合で控えが中心であり先発として出場しミスを連発していた同年代の奈良をくやしい思いをしながらベンチから見ていたであろう。ただ初勝利セレッソ戦や鹿島戦では完封に貢献するなど要所で活躍はしていた。また降格が決まった川崎戦では涙を浮かべるなどコンサへの思いも深いことを感じた。2013年も奈良がスタメンとして起用されベンチが中心。2014年も開幕戦はスタメンだったがほとんどベンチ。しかし終盤スリーバックを起用していたチームで真ん中ではなくスイーパーとして起用されまずまずのプレーを見せていた。

 

第一の転機

2015年、ここで第一の転機を迎える。それはライバルである奈良のFC東京への移籍。さらに、チームから期待として背番号から25から5番へ変更。これによって主力として活躍する意識を覚えたのか、スリーバックの一角としてこの年の櫛引は試合で見るたびぐんぐん成長していくのを見て取れた。また奈良がFC東京でベンチにすら入れず、櫛引自身も世代別代表に呼ばれ、私としては奈良より櫛引が成長力は上に見えた。しかし、ビルドアップが下手くそすぎてマイボールの時にボールを取られて失点したり、真ん中を務めた時はビルドアップが下手すぎて(二回目)正直がっかりする場面も何度かあった。ただ、翌年失敗から成長し活躍してくると期待していた。しかし、2016年。3バックの一角としてスタメンを貼っていたのはなんと4歳年下の進藤であった。進藤も櫛引と同じで試合に出るたび成長を感じられ、シーズン途中には元代表者の菊池が加入。櫛引の居場所はなくなっており、バックアッパーとしてj2優勝シーズンを過ごした。またライバルの奈良はj1の川崎で優勝争いしていたチームを支えた。

 

第二の転機

さて、ここまで長くなったが。いままでは名古屋サポ向け。これからは札幌サポ向けになる。今シーズン櫛引はj2に降格決定していた名古屋グランパス期限付き移籍。監督は風間監督。ここで私が思ったのは札幌の若手DFが足元上手と思っていない???奈良と一緒じゃないよ??櫛引足元下手だよ??と。

風間サッカーで活躍するイメージが湧かなかった。しかし、その思いを裏切るほど櫛引は風間サッカーにはまっている。しかも真ん中!3バックの真ん中だよ!ちゃんと繋げてる!めちゃくちゃ頼もしい!

 

名古屋サポからは櫛引の獲得が一番の補強や、なんでこんないい選手が埋まってたという声が聞こえている。正直札幌サポからしてもあんないいプレーするんだと名古屋の試合を見ながら思ってる。櫛引の活躍が信じられない人は名古屋の試合を見てほしい。昔の櫛引とは変わっている。

 

 

最後に

長くなってしまったが、櫛引の活躍はやはり嬉しい。ただし、期限付き移籍。借りパクだめ絶対。ただ、あんなに楽しそうにプレーしているのを見ているとそのまま完全でもいいのかなぁと思う。。。そうなった場合は札幌ドームに敵としてプレーする姿を楽しみにしたい。

 

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